パピークラス
パピークラス
わたしたちが提供するパピークラスは、単に「人間に従順な犬」を育てることが目的ではありません。
あくまでもわんちゃんを「幸せ」にすること。
今ここにいる、この子の「笑顔」を守ること。
ですからわたしたちは、ご家族さまがわんちゃんを「サポートする人」と言う考え方でクラスを開催しております。まずは、わたしたち家族がわんちゃんの言葉であるボディランゲージを学び、なぜわんちゃんはこんな行動をするのか、また困った行動をした時はどう対処したら良いのかなど、最新の行動科学やエビデンスを元に様々な情報を提供しています。
さらにわたしたちは行動科学を使うことで、Animal welfare(動物福祉)に配慮した情報を提供しています。ですから、わたしたちはわんちゃんを「叱ったり、怒ったり、強要」などの躾を必要としません。今まで常識だった躾をすることで、わんちゃんを意図せず苦しめることになり、多くの方がわんちゃんとの関係を悪化させているケースを垣間見て来たからです。
また、人間社会に順応出来る期間(社会化期)は生後3 ヶ月(人間では4.5 歳)までと言われていますから、ご自宅にわんちゃんを迎えてから、約1 ヶ月ほどしか無いので、直ぐにでも専門家からの意見を必要としています。(ここで言う専門家はと、行動科学などのエビデンスベースの情報を常にアップデートし、更に多くの経験値のある人を言います)
なぜならこの一瞬しか無い社会化期こそが、わんちゃんの性格形成に大きく関わるからです。
そしてこの大切な社会化期に、沢山のポジティブな経験をさせることで、わんちゃんの心を育み、自信のある子に育ち、将来の問題行動への予防に繋がるからです。
しかも「自信のある子」に育てることで、将来必要になる学習の効率も向上しますから、さらに問題行動に悩まされることも減ります。
大切な家族であるわんちゃんを「世界一幸せにしたい!」そんなご家族さまは、パピークラスで私たちと一緒に勉強しませんか?
動物病院でパピークラスを行う理由
そもそも病院はわんちゃんとって、嫌悪刺激だらけ。
例えば病院では、知らないわんちゃんがいっぱい居たり、知らない人に身体中触られたり、時に注射や検温、それに急に家族と引き離されることだってあります。
社会化期のわんちゃんでも十分なサポートがないと、初めての経験が一生の「トラウマ」になり、病院キライになってしまうことだってあるのです。反対に病院の待合室や診察台で、病院のスタッフとパピークラスと言う楽しい経験をしたり、時に処置室や手術室まで自分の足で探検する経験をすると、その情報は脳にインプットされ病院はこんな匂いのする楽しいところになります。すると、わんちゃんは待合室でも診察台でも、例えご家族と離れても、リラックスし必要な医療を受けることが出来ます。
こうして病院がわんちゃんにとって、大好きなところになると、私たち家族もちょっとしたことでも簡単に通院して、色々相談も出来るようになり、結果、病気の早期発見、治療に繋がります。
わんちゃんの健康寿命を伸ばすためにも、この一瞬しか無い社会化期に、出来る限り沢山のポジティブな経験をすることこそが、何より大切になります。
ですから可能な限り、パピークラスは初めてのワクチン注射の前からお越し頂けると良いのです。
もちろん、社会化期に学ぶべきことは病院だけに限りません。
合わせて、最新の行動科学等エビデンスのあるプロのトレーナーが在籍する幼稚園などへの通園も、ワクチン終了前からご検討頂くことをお勧めしておきます。